はじめて部屋にやってきた女の子「あ、でも天井は綺麗ですね」

フロントガラスにぶつかる雨の強さなんて、アクセルの踏みこみで決めればいい。

「電話番号は○○○―７６８９、南無ファッキュー、って覚えてね」

モスバーガーがどうしても食べたくなった。食った。うまー。テリヤキチキン320円でアイスコーヒーLサイズ310円。モスは高いという向きもあるが、値段相応の満足感は味わえると思う。問題は比率だ。飲み物が飲食費の半分占めている。居酒屋では気にならないこ…

頭の良い人間は頭の悪い人間を理解できない。何がわからないのかわからないのだ。だがそれは、相手の能力の欠陥として捉えれば共存できる可能性がある。誠実な人間は不誠実な人間を理解できない。何故こいつは卑小な嘘をまき散らすのか。だが上と理屈が違う…

食料品売り場しか開いていない夜のジャスコの前でタクシーが客待ちしてる。運ちゃんの私用がある感じでもない。半額商品を買い込んでタクシーに乗って帰る輩がいるのか？

指切りげんまん 嘘ついたら 針千本飲ーます 飲まして MRI撮ーらす

男は絶望していた。この世界は悪臭に満ち満ちている。比喩的な意味では無い。男の鼻は常に壮絶な臭いを嗅いでいた。当然のことながら男は鼻をつまみながら世を呪うだけで歳を取っていった。ある日気づく。臭っているのは俺の鼻なんじゃないか。鼻の穴を掃除…

人間を相手にすると思っていたのに意外と書き仕事が多い。そこで気づいたが文章が下手。情緒でも文体でもなく普通に時制とかそういうレベルで駄目。20年近く読書が趣味とか言ってました。笑わせるなって話。これは誰にも読まれないから良かったです。

財布を失くした。8000円くらい＋運転免許証＋銀行のカード＋使ってもいないクレジットカード。大物ぶるわけではないが、現金はどうでもいい。ただ色々と面倒くさい。しかしそこはわたしもいい大人なので、出かけた先に落し物が無いか聞いたり、カード会社に…

私は部屋で彼女と二人きりだ。次の瞬間、私の存在は消える。同時に部屋に開いた無数の節穴から無数の目が中を覗きはじめる。

役所にか細い女の声で電話がかかってくる。「空襲を思い出して動悸が止まらなくなるんです。今度の花火大会は中止にしてもらえないでしょうか…」電話を受けた男が思わず外を見ると、もちろん一面の雪景色なのだ。

夜中夢を見た。目が覚めて携帯にメモを残しまた寝た。朝おぼろげな頭でメモを読む。「嘘を吐け 嘘を吐け 誰にも愛されることなく死ね」

インパクトのあるフレーズを聞いて、よくよく吟味したら中身のないただの逆説じゃん、みたいなことはよくあるけど、一瞬でも「えっ、なになに？」って思わせた時点で勝ちだと思うのです。この世に実態はない。ただ言葉のみがあるだけ。

愛は全てに負ける。それが愛の強さだ。

「夫の鼻の頭に自分の愛液を塗ると浮気しないっていう噂をご近所から聞いて、試してたんですよ、寝てるときとかにこっそりね。そしたら最近、夫ったら『飯の味がわからなくなった』ですって。失礼しちゃうと思いません？」36歳主婦

どこかでも書いたが、レトルトのミートソースを食べた後のおしっこって独特なにおいがする。具体的に言うと油臭いような…。や、そんなマジマジとは嗅いでませんが。いつか調べようと思いつつ、いまだに「ミートソース 尿」で検索をかけることすらしていない。…

飯を食うための仕事が長引いて飯を食い逃すって素敵。 遅く残ってるだけで仕事している気になっている人間に罰を。

「余命半年なら結婚しよう」

とりあえずはメモ用に。いつか日記の卵が孵るまで。長文にこだわらないこと。オチを求めないこと。「一気にたくさん書くともったいない」などと露ほども思わないこと。文体など口が裂けても言わないこと。